2018/11/14
こんにちは。マーケティングチームの村上です。
もうすぐ冬ですね。ボーナス商戦、クリスマス商戦、年末商戦と特にリテール/メーカー周辺の業界は忙しくなるタイミングかと思います。
加えて、我々WEB広告業界も10月、11月頃からご提案に忙しくなるタイミングでもありますね。ですので、今回はご提案のサポートに!と思いまして、ボーナスシーズンのプロモーション事例をご紹介いたします。
まず、今回初めにご紹介する事例では、広告主が自動車メーカーです。
テレビCMはもちろん、TrueViewでの動画広告やTwitterなど定常的にブランディング広告を実施されていたのですが、ボーナス時期による特需の獲得を行うための広告として利用いただきました。
やはりボーナス時期による車の購入は多く見込も高いことから、訴求となる商品も価格帯が300-400万円程度の比較的高級な車種でした。今回はADMATRIX DSP特有のオフィスターゲティングにおける、ボーナスの多い100社のセグメントで広告配信を実施しました。
大手自動車メーカー
年収でのターゲティングを定常的に行っており、スポットで効果的なリーチを獲得したい。冬のボーナスを期に車の購入/買い替えを検討するターゲット層に効率よく訴求したい。
ボーナスの多い企業100社
目標CPC:300円 ⇒実績CPC:223円
目標新規誘導率:90%以上 ⇒実績新規誘導率:92%
【Point!】
ボーナスの多い企業をターゲティングすることで低CPCで効率よく新規ユーザーの誘導を行えている。定常的な年収ターゲティングに加えて、「ボーナス」を軸に新しいリーチを獲得!
配信中のパフォーマンスコントロールはCTRの高いクリエイティブを見つけ出す作業を短期間で行いました。常時2-3パターンのクリエイティブが並走しており、1週間程度で精査と追加を繰り返すことで、CTRの高いクリエイティブを見つけ出しすことで配信量を保持しつつCPCの引き下げを行えております。
さらに、今回は新規誘導率も重要指標にあるため、広告クリックユーザーは配信対象から外し、新規誘導率の改善を行っております。新規誘導率の成果管理は主にGoogleAnalyticsで行っています。
その他軽度のチューニングはもちろん行っておりますが、大きくは上記2つのをメインにパフォーマンスコントロールを行いました。
今回は冬のボーナスによる特需獲得プロモーションの事例をご紹介しました。
自動車というかなり高額な商品ではありますが、その他の商材にも応用できる考え方のもと実施したプロモーションになります。
運用型広告においてはKPIの設計とそれに応じたターゲティング戦略、クリエイティブ戦略、ランニングの方針が必須になります。今回は事前の設計が非常にうまくいた事例でした。