COLUMNコラム

事例紹介

2018/04/04

保険会社のDSP成功事例!CPA、CV数ともに達成で予算が約4.5倍に増加 ~詳細な配信設定で勝ちパターンを見つけた事例~

今回ご紹介する成功事例は、損害保険会社様のDSP配信事例です。当社のDSP運用担当者であるY・Aさんから、ADMATRIX DSPを活用した配信戦略と、そこから見えてきたDSP配信の勝ちパターンについて話を聞くことができました。

◯広告主 :ペット専門の損害保険会社
◯ターゲット :ペットを飼っている全ユーザー
◯施策の目標 :目標CPAを守りつつ、CVを可能な限り最大化させること
◯広告主の課題 :
・現状施策ではCV数が伸び悩んでいた
・SEOやリスティング広告などのプル型施策では流入が頭打ちになっていた
・プル型施策以外にターゲットにリーチする手段がなかった
◯配信実績 :CPA23%改善、予算増額でDSPのCV数5.6増加

SEOやリスティングだけではCV数が伸び悩んでいた


今回、私が担当させていただいたのは、弊社とかなり長くお付き合いをさせていただいている、ペットの保険を取り扱う損害保険会社様です。

今までは、SEOやリスティング、GoogleディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイアドネットワーク、LINE広告やFacebook広告などの施策をメインで配信しておりました。
ただ、それだけでは期待以上の数字が得られず、さらなるCV数の増加が求められたのです。

特にSEOや検索連動型のリスティング広告は、ユーザーの母数が限られているため、正直やり尽くした感があり、なかなか流入を伸ばすのが難しい状況。新たな改善策を打ち出す必要性がありました。

ただ、ありがたいことに、当社の営業担当とクライアント様との信頼関係はしっかりと築けていましたので、CV数増加のための具体的な施策に関してはほとんどお任せいただけることになりました。

GoogleやYahoo!のネットワークだけでは獲得できないユーザーがいることが分かった


施策を進めるにあたって、CV数が伸び悩んでいる具体的な要因を探っていくと、以下のような仮説に行き着きました。

ペットに興味関心があるユーザーに対して、現在のプル型の戦略だけではリーチしきれていないのではないか?
GoogleディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイアドネットワークでは取りこぼしているユーザーがいるのではないか?

この2つの仮設を検証するために、ADMATRIX DSPを使ってGoogleディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイアドネットワークといった媒体だけではリーチできないアドネットワークに対して、ペットに関する興味・関心が高いユーザーへのターゲティングを実施。親和性の高い新規ユーザーをサイトに流入させることにしました。

特にペットの保険(保険業界では全般的に言えますが)というのは、Web上での獲得が重視され、競合他社は入札単価を高く設定するため、同じネットワーク内での配信だと競争率が上がる傾向があります。そのため、いかに他社が配信していないブルーオーシャンの配信面を見つけられるかがカギとなります。

実際に配信してみると、GoogleディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイアドネットワークでは配信できない広告面でCVを多数生みだすことができたのです。

予算が約4.5倍アップ、詳細リマインドターゲティングで勝ちパターンを見つける

ADMATRIX DSPは今までの配信手法より獲得単価も効率的でした。目標のCPAを達成したため、クライアント様から月額予算を現状の約4.5倍にアップしていただけたのです。

その後も、詳細リマインドターゲティング※1の設定を細かくして、CV確度の高いユーザーを探っていくと、サイト滞在時間が1分以上のユーザーのCV確度が高いことが分かったため、すぐに入札単価を約4倍にして強化。その結果、最終的には全体のCVのうち70%が滞在時間1分以上のユーザーとなり、広告予算増額後とほぼ同額でCPAを23%も改善させることができたのです。

【予算増額後の配信結果】


※詳細リマインドターゲティングとは、ADMATRIX DSPの独自ターゲティング手法。サイト流入ユーザーが離脱した後の経過時間(リーセンシー)に対して1時間単位で広告配信設定を行える機能。

クライアント様より評価をいただいたポイント


この成果にクライアント様は大変満足してくださいました。

SEOやリスティングなどのプル型広告で新規流入が停滞しCV数が伸び悩んでいる中、GoogleディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイアドネットワーク以外のアドネットワーク(SSP)で、ADMATRIX DSPインタレストカテゴリでのペットターゲティングにより、親和性が高いユーザー(潜在層)にピンポイントで広告配信ができたこと。

そして、目標CPAの達成、サイト離脱後1日以内のユーザーに対して他媒体、他広告の入札に競り勝つよう、入札単価を引き上げるといったメリハリのある入札戦略でユーザーの取りこぼしを低減。CV数の増加、CPA目標達成を実現したこと。

この2つが評価していただけたのだと自負しています。

当社のADMATRIX DSPは、他とは違って、離脱後のリーセンシーを細かく設定できるという強みがあります。さらに運用者がデイリーで細かく配信先や獲得状況をチェックして、配信面の最適化を行うため、獲得ユーザーの取りこぼしを最小限に抑えることができ、今回のような結果が得られたのではないかと思っています。

今後も、クライアント様の要望にお応えできるよう、常に市場の動向を細かくチェックして、さまざまな提案、施策を行っていきます。

今回の施策成功のポイント

  • GoogleやYahoo!の広告ネットワークだけでは取り切れないユーザーを刈り取ったこと
  • リマインドターゲティングの設定を細かくすることで、確度の高いユーザーを見極めたこと
  • 確度の高いユーザーに広告予算を集めることで効果最大化を図ったこと

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ADMATRIX DSPとは?

ADMATRIX DSPには大きく分けて3つの特徴があります。
豊富な配信在庫量を持ち、GoogleやYahoo!のネットワーク以外にも広告配信ができること
特殊なターゲティング(今回だとペットターゲティング)を備えていること
サイト流入ユーザーに対してのターゲティングである詳細リマインドターゲティングでは、ユーザーのサイトでの滞在時間、流入元、閲覧ページ数に応じて入札単価を変えることができる
今までの、アドネットワークでは成果が得られなかったお客様でもADMATRIX DSPなら成果を出せる場合があります。まずは、サービスの内容についてご覧になってみてください。

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