2017/11/16
~Safariブラウザでもクッキー取得から24時間経過後のユーザートラッキングが可能に~
アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、当社が開発運用するディスプレイ広告配信プラットフォーム「ADMATRIX DSP(アドマトリックスディーエスピー)」にて、Apple社の最新ブラウザであるSafari11.0以降のトラッキング防止機能「 Intelligent Tracking Prevention(ITP)」の影響を受けずに計測を継続できるよう対応いたしました。
これによりSafari11.0以降のブラウザでも、ADMATRIX DSPの最新タグを設置している広告主様は、ITPの影響を受けない正しいデータに基づくリターゲティング広告の配信・効果計測が可能です。また、複数サイトをまたぐページ遷移の計測を行う「クロスドメイントラッキング」にも対応しました。これによって、複数のサイト間を遷移するユーザー行動の分析や成果の正確な計測が可能となりました。
当社は今後も最新の広告配信技術に対応することで、BtoB企業のマーケティング支援を推進してまいります。
◆ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは
Apple社が2017年9月20日に最新バージョンのiOS11やmacOS High Sierraに追加した機能です。Safariブラウザの機械学習により広告配信等を目的とする追跡用Cookieを識別すると、Cookie取得後一定期間を経過した時点でユーザのトラッキングデータの利用制限がかかります。そのためCookie取得から24時間が経過したユーザの行動履歴が計測されず、リターゲティング配信ができなくなる等の問題が生じます。